「カンッ、カンッ!」
私は洗濯物をベランダから取り入れるとき、ズボンから何かが落ちたことに気づいた。
目線の先には、私が普段、研究で使っているUSBが落ちていた。
交通事故の瞬間は時間がゆっくり進むのと同様に、このときの私の体感時間もものすごく遅かった。
教授が研究室のミーティング際に、
「定期的にデータのバックアップを取りなさい」
と言っていたことがフラッシュバックする。
数か月前に後輩がUSBをひん曲げて、泣きわめき、修理に数万円かかっていたことがフラッシュバックする。
冷静さを失った俺は、地面に落ちたUSBを拾い、パソコンに向かった。
「頼む!!!マジで頼む!!!俺のこれまでのデータが!!!!」
対処法①: USBを乾燥させる
解決策を調べたら、ほとんどの記事が
USBを乾燥させる
と書いてありました。乾燥方法としては、
- 1週間ほど自然乾燥させる
- 冷蔵庫内で乾燥させる(冷凍庫や野菜室はNG)
- 乾燥剤と一緒に容器などで密閉する
- 無水エタノールに浸して水分を抜く
だそうです。1番自然乾燥が簡単ですが、時間の都合もあるので、3つ目のが有効化もしれません。
無水エタノールとか普通の人持っていません。ましてや、USBに無水エタノールを浸す方が少し怖いまであります。あまりおすすめできません。
また、PCと再度接続する際は、保険でハブ経由で接続することをおすすめします。PCまでダメになるのを防ぐためです。
対処法②: 専門業者に依頼する
この世界にはデータを復旧する会社というものが存在します。
調べてみてください。意外と近くにあったりします。
私の後輩もUSBがひん曲がったときは、修理会社に依頼していました。
USBを乾燥後にPCに接続してもつながらない場合は、専門の修理業者に依頼しましょう。
値段は大体数万円になると思いますが、データに値段は付けれません。
対処法③: 心を無に、諦める
人生辛いことは多々ある。USBが壊れたぐらいでぐじゅぐじゅ言うな。
データはバックアップを取ることが大切ということを神様が教えてくれたんだと捉えましょう。
人生山あり、谷ありです。
切り替えて、明日から頑張りましょう。
まとめ
USBを洗濯するということは理系大学院生ならあるあるな気がします。
データが飛んでしまったときのために定期的にバックアップを取りましょう。
水没しても、決して焦らず、しっかり乾燥後にハブを使ってPCに接続し、確認しましょう。
日頃の行いがよければ、復活します。私のように!!!
では、また!!