【書評】久しぶりの読書感想文でも書きますか・・・

6月中に意味わからんほど本を買ってから、

鬼の積読中が故に、7月は暇さえあれば、読書、読書になっています。

たちともです。

あまりに爆速で読破すると、その内容を数日で忘れてしまうので

本記事では、久しぶりに読んだ本の書評でもしようかと思います。

では、行こう。

読破した本「冒険の書 AI時代のアンラーニング」

何きっかけでこの本を買ったかも、覚えていない。

タイトルと表紙のイラストに惹かれて購入。本の買い方なんて所詮、そんなもん。

350ページほどでまぁまぁボリューミーだが、比較的読みやすく数日で読破後、売却した。

内容は、

「現代社会における教育の在り方を歴史的背景と哲学的な考えを元に考察し、これからはどう生きるか」を説いた一冊

当たり前のように受け入れている今の教育制度が生まれた歴史的背景を説明しつつ、

もうそれは、もう通用しないよ。今はそんな時代ではなくなりつつあるよっていう主張。

君たちはどう生きるかの現代版的な本。

面白かった箇所

専門家と素人

本書の一項目内「専門家と素人」で以下の文章が述べられていた。

ある多くの学校、特に大学は「役に立つ人材」を育てよう、スペシャリストを育てようという傾向がある。

しかし、そうなると自分の専門以外のことは、あまり知らないという人が生み出されてしまう。

現代社会の問題は様々な要因が絡まり合っている。専門教育だけを受けてきた人が「役に立つ」とは限らない。むしろ、幅広い知見を持っている人が必要とされている。

だからこそ、「素人」の斬新な発想こそ、大事にされる社会を私たちは築くべきではないだろうか。

つまり、専門家に任せてほとんどの人が考えない社会より、

誰もが自由に発想する社会が大事だと思うのだ。

第4章 探求しよう「専門家と素人」266ページ

私は、まだ世にも珍しい26歳の学生で、特定の研究分野しか知らない

「専門教育だけを受けてきた人」が故に、考えさせられる主張。

正直、特定の研究分野を数年した程度では、何も専門的な知識があるとは思っていないが、

物事の考え方、論理的思考力は少しは身に付いたと自負している。

だがしかし、その「論理的思考力」も今のご時世で、本当に必要かと説いている。

物事を論理的に考えるということは、ある意味で当たり前の結論にしかならない。

それは、AIにでも任せれば良くない?と書いていて、そうだなぁと思った(小並感)。

むしろ、論理的な考えを持ちつつ、

非論理的な考えで物事を考えることが、より大切なのかもしれんすね。

まぁ、非論理的な考えをメタ認知するには、結局、論理的思考力が必要っていう皮肉だが。

メタ認知: バイアスの話

マジでどうでもいいのだが、このバイアスというのが学問的に好きなんよなぁ。

言われてみたら、そうだよな、言われるまではあまりわからない的なところに脳汁を感じる。

特定の考えに至るまでにどのようなバイアスが掛かっているかを考える癖をつける。

そうすることで、より深く物事を考えれる。

ちょい前に流行ってたmbti診断とかも、質問の意図がだいたい分かると

なりたい自分に沿って答えるから・・・以下省略

本書の抜粋265ページ

バイアスをメタ認知すること。

例えば、

仕事で、研究で、テストでしんどいことがあった場合、実際の難易度より大きく感じてしまう。人は、ネガティブな出来事をポジティブな出来事よりも強く、頻繁に認識する傾向がある。

これは「ネガティブバイアス」ってやつ。

これを理解していると、辛いことがあった際に、

あぁ、これは自分が辛く感じているだけで、実際、考えているより辛くないと思える。

この類のことが想像以上に多く存在する。

これを理解し、上手に使いこなすとより生きやすくなる気がする。

著者も同様のことを主張していた。納得です。

まとめ

休憩がてら、書き始めたら、想像以上に時間がかかってしまった。

きりがないから、切り上げることにした。

上半期に読んだ本ランキングでそこそこ上位の本だから、

暇な人は是非、読んでみてください。

では、また。

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