世界最大級のモスクで、私は地面に頭を付け、神に祈りを捧げていた。
朝起きると、昼だった。
朝がいつなのかは、Depend on People。
これまでに着た服を洗濯しないといけないと思い、洗濯できる店を探す。
無論、ホテルにも同様のサービスはあるが、高いので却下.
どうやら、ホテルから10分強の箇所にクリーニング店がある。
スーパーの袋に詰めた衣類を持ち、露店へ。
インドネシアの露店では、英語をあまり使えないことが多く、
クリーニング屋さんでも、想像以上に手こずる。
ここで大切なことは、ぼったくられないこと。店員が信用に足る奴かを見極めること。
値段にして、数十円の違いだが、シビアに詰めていく。
プロが相手なら激詰めしても問題ないと教授から教えていただいた。
英語が伝わらないことは言い訳にならない。
私は、0から数十円稼ぐのに、どれだけの労力がかかることを知っている。
このブログやYouTubeでのマネタイズの難しさを通じて、お金の価値を知った。
ちょろまかすことは、許さない。無事交渉後、朝食へ。
コーヒーとクロワッサンを食し、本日の予定を組む。
世界最大級のモスク「モスク・イスティクラル」に向かうことにした。
ジャカルタはマニラに比べて、道が整備されており、
歩くよりもバイクが速く、かつかなり安いので、バイク移動。
無事到着後、中へ。
あまりのスケールの大きさにビビる。
今まで見た景色ランキングトップ20には、入る勢い。
のんきに中を散策していると、祈りの時間が来てしまった。
溢れんばかりの人が私の周りを取り囲む。
今から、出るのも違うかと思い、見よう見まねで崇拝を始めることにした。
立っては、座り、頭を床に付ける。この作業を何度も繰り返す。
鳴り響く祈りの音。
神に祈りを捧げるって何だろうな。
そんな普段の生活では、間違いなく考えないことを考える。
何かが変わったような、何も変わらないようなそんな不思議な気持ちになりながら
モスクを後にする。
のちに知ったが、崇拝エリアは、イスラム教を信仰している人ではないと入れないらしい。
本当に貴重な経験をした、プライスレスです。
その後、真横の教会を訪れ、イエスキリストに浮気した。
信仰ってなんなんだろうな。
その後、バカでかいショッピングセンターに向かい、散策。
何も買うものはなく、スーパーでビールだけ買い、
夕食会場へ。選ばれたのは、海鮮の屋台。
インドネシア語で書かれたメニューは何もわからない。
ある種のギャンブル状態になり、てきとうに注文。わからないは、楽しもう。
ビールを注文するが、ないと断られる。
ここでベトナム遠征の経験が活きる。
そんなこともあろうかと、持ち込みビールを出し、
ここで呑んでいいかと交渉。無事承諾。
少しぬるくなったがしょうがないと諦めていたら、
店員さんが、氷をいれたグラスを持ってきてくれた。
氷の入ったビールは普段ならぶちギレているが、今回はスーパーファインプレー。
最高のビールと食事を堪能した。
点と点は繋がり、良き結果をもたらす。若き日々に多くの経験を。
そんなことを思った一日であった