昔、ネットからしか本を買わない時期が私にはあった。
それでは、本を選んでいるというより選ばされているという感覚に近かった。
だから、それ以降は、定期的に本屋に行くようにした。
この本も、何となく本屋を歩いていて、何となく手に取った本だ。
そんな偶然読んだ、この本を今回は、レビューしていこうと思う。
では、いこう。
あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方
読みやすさ ★★★★☆
難易度 ★☆☆☆☆
おすすめ度 ★★★☆☆
1日あれば、読める文字の大きさと分量で、
読書をあまりしない人にも、おすすめできますね。
要約
他人が作った要約動画で、本を読んだ気になっている人は阿保です。
本は、身銭を切って買うことが一番大切です。
自分の琴線に触れる箇所は、自発的行動でしか産めないし、
大概の動画には、表面を攫っているだけです。
要約にない箇所を、私は知りたいのです。
Tomoyuki Tachibana
フィルタードによる効果的時間術
時間を効率的に使うライフハックとして、
「フィルタードによる効果的時間術ランキングトップテン」という手法が紹介されていた。
- タイムボクシング(時間割の作成)
- 優先順位を付ける
- ノーという
- 動く
- デバイスのコントロール
- 短い休憩
- TO DO リスト
- 健康的な食事
- 2分ルール (すぐできるなら今すぐやれ)
- ソーシャルメディアのコントロール
太字は、私が採用しようかと思っているものです。
項目のトップ5,10に関するスマホの管理は、最近取り組み始めました。
SNSに関しては、自身の発信だけで誰かの投稿を観ることは、もうほとんどありません。
方法は、極めて簡単。
上から順番にフォローを片っ端から外して、アプリを消しました。
2分ルールは、得意です。
もう少し、自発的にノーと言えるようになりたいものです。
タイムボクシングは、試用段階です。
本書でチェックした箇所
人生は、短いのではなく浪費している
哲学者セネカ著「人生の短さについて」
緊急ではないが、重要なことに意識的に時間を使うこと
スティーブン・R・コヴィー氏著「7つの習慣」
- 時間のコントロールではなく、集中力のコントロールが大切であり、締め切りがあるおかげで集中力が出る
- 幸福感を決める要因は、「自己決定」(学歴0.015, 世帯年収額0.091, 自己決定指標0.13)
- 科学的なエビデンスレベルは、試験管実験<<<動物実験<<<専門家の意見や考え<<<観察研究<<<ランダム化比較試験<<<メタ分析、システマティックレビュー
- 出来事に対して、自分でコントロールできるのは、認知と行動のみ。感情と身体反応は制御できない。
- 努力のパラドクス
- ACT (Acceptance and Commitment Therapy)
- 「私はこう生きる」「私はこれに生きる」と決めない限り、生きる目的や意味などはない。
- 行動は、言葉や感情よりも雄弁で、その人の本質を表す。
- 実在は本質に先立つ
人生の向き合い方と苦痛への処方箋
- 変えられないものと変えられるものを区別する
- 人生に対して、主体的に参加する
- 人生に苦は、必要である
感想
ようやく、ここまで来ました。ほとんどの読者が途中で離脱していると思います。
何事も大体そんなものです・・・
本著は、時間を如何に産み出すか、自分の人生をどう生きるかというトピックに対して、
自身の経験よりも、統計学や昔の哲学者の考え、心理学を交えて説明していた。
なかでも、人生の幸福度は、「自己決定」がどれだけできるかという項目があった。
私はこの「自分で決めることができる」ということをとても大切な価値観としている。
というのも、そこには責任が伴うわけで、どのような状況になっても自己責任と考えられる。
これは、上述した「人生に対して、主体的に参加する」に繋がると思う。
会いたい人には、自分から連絡し、店まで予約すること。
こんな小さいことからでも、人生に対して、主体的な姿勢だと思う。
ちょっと、もっと書くことをあったんですけど、体力切れです。
まとめ
かなり、乱筆気味な文章になって、
全然、書評ではないのですが、
自分の人生に対して、【主体的】に参加すること。
これがこの本で一番、大切だと思ったことです。
では、また。