ベトナムは、ホーチミン。
前半戦で飛ばしすぎた感とリサーチ不足感もあって、
観光地に行く場所も既になく、途方に暮れていた。
時間があるときは、アート鑑賞に限るというマイルールのもと、
ホーチミン市美術博物館に行った。
ベトナムのアートは、近代芸術になっても、
やはりベトナム戦争の影響を大いに受けた作品が多く、
国としての歴史上のインパクトの大きさを間接的に感じる。
少し話は逸れるが、美術館や博物館に来た時の一つの楽しみ方の一つを紹介したい。
その楽しみ方は、芸術作品にも着眼するのは言わずもがなだが、
その芸術家の経歴で、自身の歳前後の時に何をしていたかを見ることだ。
これを見ると本当に世界が広がることを実感するし、
自分の可能性をまだまだ感じることができる。
国を代表するような、言うならば、
国立、ないしは市立の美術館に展覧されるような芸術家は、
少し変わった経歴を持ってたり、明らかに寄り道して、急に芸術家に転身していることが多々ある。
このような、作品だけ見てもわからない、情報を知り、自分の人生と照らし合わせてみると。
自ずと、芸術家たちとさし吞みしているような、そんな没入感を感じることができる。
これは、別に有名な芸術家である必要は決してない、
是非、時間があってすることがないときは、近所の美術館に行くのはどうだろうか。
というただの提案記事になってしまった。
このあと、クラフトビール屋さんにHappy Hourで行き、
べろべろになるまで呑んだのもいわずもがである。