あまりの寝心地の悪さに、嫌気が指しながらもラオスの首都ヴィエンチャンに到着。
ここから、鉄道で2時間のところにあるルアンパパーンが目的地。
駅について、すぐ両替後、チケット売り場へ。
目的地に向かう電車を!!というと既に売り切れだと言われた。
目の前が真っ暗になる。このままポケモンセンターでにも連れていってほしいものだ。
最速はいつの電車があると聞くと、明日の7:30だと言われる。
んな、バカ言うなよ。これは自分の怠惰さが生んだ結果。
めんどくさくて、ネット予約しなかった自分が悪い。
3秒で諦めて、明日のチケットを取り、ヴィエンチャンでの宿を予約する。
この国では、Grabは使えないので、代わりにLocaというアプリを使う。
無論、出国前にダウンロードしていなかった私は使えない。
タクシー乗り場の運ちゃんとの交渉合戦に挑む元気はなく、
言い値で承諾、ホテルに向かう。
Early Check inには、かなり高額な値段がかかるので、大人しく、町ブラすることに。
ラオスの首都ヴィエンチャンは、「世界一何もない首都」という謎のレッテルが
日本のメディアに取り上げられている。
まぁ、街並みは穏やかで、最新テクノロジー的な匂いはしない。
それでも、スタバはあったし、ビールはうまいし、物質的な裕福さだけが幸せとは限らない。
散歩をし続けると、メコン川沿いに来た。
増水して、その辺の屋台一帯が水没していた。
これは、temporaryなのか、否かよくわからないが、がきんちょが悲しそうに見ていた。
ホテルに帰り、あまりの睡眠不足を取り戻すために、一度寝た。
起きると、日は落ちていた。
昼に行った箇所にもう一度いき、ナイトマーケットを散策する。
なにか、懐かしい、哀愁漂う空気感。
無駄に客引きがあるわけでもなく、穏やかな時間が流れる。
他国と違い、人が多いというわけでもないので、ゆっくり散歩する。
これは例えるなら、小学校や中学校時代に祭りに行った後の帰り道。
そんな雰囲気を醸し出している。
穏やかな気持ちになりながら、1時間散歩し、この日は終えた。
今朝のミスを取り返せたような気がした。