ここは、広島県尾道市。
チャリンコ大好き人間の聖地になっている、全長75kmの「しまなみ海道」
私は、その入り口に立っていた。
広島県に8年半も住んでいたのに、
この挑戦をしなかったことが、ずっと心残りだった。
やらない後悔より、やって後悔。
この一文が、如何に難しいかがよくわかる。
早朝1時半に起床、友人を拾い、車をぶっ飛ばすこと4時間。
長年の後悔を晴らすときが来た、天気は快晴。
チャリンコのレンタルは、夕方まで特定の返却口に返して3000円。
意外と、安いんだな・・・
私たちは、片道の最終地点75km先の「今治駅前」を選択。
スタート地点から、1つ目の島に向かうためにフェリー乗り場に向かった。
少しだけ、チャリンコを乗ってすぐに異変に気づく。
これ、マジでケツ尋常じゃないぐらい痛いぞ!!!
小型のフェリーに乗る。
そこには、通学する中高生だらけ。自身の学生時代を追想する。
俺が中学時代は、みんなスマホなんて持ってなかったなぁ・・・
早朝から中高生に囲まれて、少し恥ずかしさを感じつつも1つ目の島に到着。
いざ、勝負開始です。よろしくお願いいたします。
一つ目の交差点に差し掛かり、今治方向に行くはずが、
いきなり、間違えて尾道方向へ逆戻り。
気が付けば、別の船着き場に。
朝一から、尾道行の船に乗ろうとする私達に船のおじさんが、
君たち、ここはオウンゴール、尾道に帰る船だよ!!
どうやら、よく間違える人がいるみたいだ。
なかなか、ウィットに飛んだおじさん。そう関心しつつも、
この返しはこれまで何度もやってきたのでは?と友人と話し、前言をすぐに撤回する。
そこからは、ひたすらチャリンコを漕ぐ、漕ぐ、漕ぐ。
事前情報で、チャリンコ旅は「ケツの痛み」との闘いという旨を知ったが、
本当にそうだった。
チャリンコに座ることが出来ないくらい痛い。ある種の打撲状態。
その状態で、3.5時間ほどひたすら漕ぎ続け、昼食で大好物ピザを食す。
ここで、私たちのモチベーションは、なくなってしまった。
もう一回、漕ぐの嫌やな。はよ、帰りたいなぁ・・・
そうは、行ってもここで途中離脱は、許されない。
「無心モードに入るわ」そう友人は言い、会話のなく、ひたすら漕ぎ続けた。
私たちは、パンパンになった太腿と尻の激痛に耐え続けた。
ちりも積もれば、80km。
今治市に入ってから、なかなかゴール地点に着かないことにいら立ちを感じつつも、
何とかゴールに到着。
これで、これから20年間はしまなみ海道に来る必要ないな、呟く。
結局、走行距離は80km。
朝一で初めて、再びスタート地点に帰ったのは21時。
そこから、車で5時間かけて爆走で帰った。
この日は、「人生でしんどかった日ランキングTOP30」には入る疲労感だった。
だが、しかし
今回のチャリンコ旅での学びは、多かった。
- 尻との闘いだから、カバーの購入が必須。
- 登り坂は、スピードを出すより、一定の速さで。
- 前半で飛ばすことが大切。
- サングラスは忘れない、日焼け止めはこまめに。
- 最後は、気合。
私は、今年の目標「チャリンコ旅」の一つである「しまなみ海道」をクリアした。
小さな成功体験を積み重ねよう。
それが揺るぎない自信となり、次の挑戦に繋がる。
KEEP GOING, NEXT IS….
全周150km「淡路島」一周チャレンジです。
共にチャレンジしたい人、募集中です。
では、また。
Bucket List-79
中国地方に長年住んでるならやらないかん!!しまなみ海道をチャリで爆走しています@250121(27歳)
Why:サイクリング界隈の聖地を生粋のチャリンコ大好き人間が走らずにどうする?
How: JUST DO IT
Done: 走行距離80kmに渡る闘いだった。両ケツと太ももをしまなみ海道に捧げました!!
↓
「しまなみ海道」の倍、全長150km。「淡路島」をチャリンコで一周しました!!(27歳)
Bucket List-222
Why: 俺は、生粋のサイクリストなんだ。トライアスロンに向けたトレーニングです。
How: JUST DO IT
Done: