海の怖さを知った初めての経験だった。
私は、石垣島に友人3人と行った際に、スキューバダイビングを初めて行った。
ふと、スキューバってどういう意味かが気になり、調べてみると
自給気式水中呼吸装置(Self Contained Underwater Breathing Apparatus)の頭文字をとって「SCUBA(スキューバ)」と呼ばれ、日本語では潜水用水中呼吸装置という意味の頭文字をとって一つの単語にした造語です。
Google大先生
だそうです。
クイズとかで出てきそうですね。ひとまず覚えましょうか
船を出し、水深10-13 mほどの箇所で、船上でボンベを担ぎ、
私は一番初めに、海にダイブした。
潜水前に呼吸や注意点の説明を受けていたため、
友人が準備している間に、頭が沈むまで潜って呼吸を試みた。
普段と違った呼吸法に呼吸が乱れ、パニックになる。
焦った私は、急いで顔を挙げる。息が切れる。
ここは水深50 cmである。
海は怖い
しばらく練習すると、少しずつ慣れてきて、落ち着いて呼吸ができるようになった。
その頃、友人2人は、水圧対策の耳抜きを行うために先にインストラクターと水深5 mほどのところにいた。
ずっと観察していると、一人の友人の動きが激しくなり、かなり慌てていた。
どうやら、水中でパニックになっているようだ。
私は、普段ならあざ笑うが、自分もそうなると考えると背筋が伸びる。
ようやく、私も無事、耳抜きが終り、
我々とインストラクターは、石垣島の綺麗な海を泳ぎ始めた。
ガスボンベとおもりを付けて、泳ぐことは、想像以上に難しい。
周りに気を遣う余裕はない。肺への空気量によって浮力で身体が浮き上がってしまう。
海の中では、人間が無力である。
そんななか、私は開始早々、眉間がかゆくなった。
だがしかし、どうしようもできないので、本当に拷問みたいな時間が続いた。
しばらくすると、友人の一人が、パニックになっていた。
どうやら、ゴーグル内に水が突然入ってきたようだ。
あまりのパニック具合にインストラクターも動揺している。
友人は海面を指さて、必死で上がろうとする。
だが、インストラクターは一向に上げてくれようとしない。
きっと何か理由がありのだろう。
そんなよくわからない死闘を眉間がかゆくてしかたない私は、ぶくぶくしながら見ていた。
しばらくした後、どうやら問題は解決し、探検を再スタートした。
石垣島の海は、本当に美しく、こんな世界もあるんだなと・・・
地球の面積は、陸:海=3:7と言われるように、海の方が圧倒的に広い。
知らない世界は、本当に想像以上に多いと思うと、ぞっとする。
無知の知。人間は、まだこの惑星の何もわかっていないのかもしれない。
ダイビング経験後、それぞれパニックを起こしていた理由や心境を共有する。
マリンスポーツは諸刃の剣だ。楽しくもあり、怖くもある。
そんな当たり前の経験談をカナヅチでダイビングはおろか、シュノーケリングも少ししかできず、
海面で浮き輪でぷかぷかしながら、ゴーグル越しに我々のパニックを見届けながら、
インストラクターと嘲笑っていた友人に報告した。
陸だけなく海も知れ!!スキューバダイビングをしています@240816
Why: マリンスポーツってあまりこれまでの人生で縁がなかったから。
How: 申し込むだけ
Done: 石垣島で海の美しさと怖さを知った。人間は無力である。2回目はない。