8月の下旬にポカンと空いたスケジュール。
私は、この時間をどう活かすかを考えていた。
当初は、本の執筆・出版でもしようと思っていたわけだが、
それは、今じゃなくてもできるような気がして、何かないか、何かないかと頭を悩ませていた。
そんなときに、父親から電話があり、普段は無視するのだが、
この日は、なんとなく着信に応えることにした。
雑談をするなかで、空いたスケジュールを何するかという話になり、
「世界を見てきた方がいい」という助言をもらい、
それでは、バックパッカーでもしようかと思い、この決断に至ったわけです。
目的地の候補として、初めはアフリカ、次に南米を挙げていたが、
如何せん、予防接種等の時間を考えるとスケジュール的に間に合わないということで、
これまで何度も行ったが、「東南アジアの行ったことない国や地域」に行くことにした。
期間は、2週間。
本来ならもっと長く滞在しても良かったのだが、その後のスケジュールに先約もあることから、
このスケジュールで行うことになった。訪れた国と地域は、
マニラ(フィリピン)>>>ジャカルタ(インドネシア)>>>バンコク(タイ)>>>ヴィエンチャンとルアンパバーン(ラオス)>>>ホーチミン(ベトナム)
国としては、フィリピンとラオスは初渡航であり、バンコク以外は初めて訪れる地域となった。
どうせ、行くなら想い出に文章でも書くと思い、各日で記事を書き、計14記事を執筆した。
我ながら、良く書き切ったと思う次第である。
正直、東南アジアに行くことはかなり多く、以前よりも刺激が少なくなってきていたので、
楽しめるかなと思っていたのだが、
下記の記事では、書き切れないほどの新しい経験をすることができ、
自分としても、非常に満足度は高い。
海外に1人で行くと、うまくいかないことや物怖じすることが多々ある。
そのとき、どう乗り越えるか。
どのラインの物事で、自分は物怖じしてしまうのか
昔の自分と違って、何に嫌悪感を抱くのかといった
自分の感情の機微をより深く知ることができ自己理解が深まった。
また、普段では考えないことやこれまでにはなかった視点を知るきっかけを与えてくれた。
この旅では、なるべく歩くことに注力したということもあり、
私は、約160kmもの距離を歩いた。
ここで言いたいのは、この距離の長さが大切なのでなく、
この歩いていた間にボケーっと独りで考えたこと、思考を巡らせてたことが
きっと今後の人生をより豊かにしてくれるような、そんな気がする次第である。
あまりに長く書きすぎるのも、野暮なので、この辺で終わろう。
では、また。
リュック1つで世界へ旅立つ。バックパッカーをしました。
Why: 20代の内にしとかないと、一生出来ない可能性が高いと感じたから。
How: まとまった期間を確保し、行動するだけ
Done:自分の無知さを知り、次の旅先を探し始める。
Bucket List-186